こんにちは。
和泉市のパン教室
自家菜園の野菜を使った手作りパンと発酵料理教室
実りの木 しばたゆみこです。
3月に仕込んだお味噌を、先日あけました。今年の仕込んだお味噌には格別の想いがあります。それは、初めての、自分が作った大豆の、プラスチック不使用で仕込んだお味噌が出来上がったからです。
2020年3月に種の交換会で、和歌山の自然力栽培久保農家の久保さんが、昨年自然菜園教室で指導していただいた橋本自然農苑の橋本さんから受け継いだ大豆「たまほまれ」の種をいただき、7月に植えたところから、味噌作りが始まりました。
大豆の種まきは、この辺りでは7月中と言われています。育てる上での大事なポイントはたくさんあるけれど、一番大変な水やりのタイミングをあわせること。タイミングが早すぎても、遅すぎてもだめ。一番水やりが必要な開花の時期に台風の雨で潤うように、昨年は梅雨明けが遅かったので、7月半ばに植えました。
ぶちゃいくですが、緑肥になる雑草を刈ってた上に竹で押さえて、種まきをした直後は鳥害や犬猫に荒らされないよう、予防をします。
鳥に食べられることなく、無事に発芽しました。
1ヶ月ほどでワサワサ。無肥料ですが、しっかり成長しています。
台風のタイミングがばっちり合ったので、開花中水やりは全くせずに済みました。
10月になると段々実が詰まってきました。ところで、枝豆と大豆の関係はご存知でしょうか?
枝豆→大豆が未熟な状態
大豆→枝豆が完熟した状態
です!
植えたまま、しっかり畑で乾燥させます。
さやを振って、カラカラと乾いた豆の音が聞こえたら、収穫のタイミング。
11月末から12月にかけて順々に収穫しました。
自宅に持ち帰って、ビニールシートの上から麺棒でさやをたたいて脱穀作業は子供のしごと。
山盛りあったさやを取り除いたら、こんなにちっちゃくなってもた~!さらに選別を毎日少しずつ手作業でします。そして豆の殻や枝などは、廃棄しませんよ~畑に戻し、土に返します。
お味噌作りレッスンが落ち着いた年明け3月に、子供と味噌の仕込み作業。材料は実りの木農園の和泉市産自然農法の大豆・無化学肥料無農薬/除草剤無し/動物性肥料無し/五部付米のお米で作られたkimama clubの生麹・モンゴルの天日湖塩
例年続けている脱プラ味噌作り、今年は、さらにバージョンアップして、仕込みを行うばんじゅう(箱)以外の道具はすべてプラスチック不使用。茹でた大豆は日本手ぬぐいと麺棒で潰します。
今年の仕込みは長男と。幼稚園の時から毎年作っているので、豆をつぶすのも、丸めるのも、手慣れたもの!
ホーロー容器に仕込み、防カビ対策に酒粕を敷き詰めます。いずみの国のお米で作った日本酒「大でき」の酒粕を使用しました。手荒れの季節ですが、糀の力と酒粕で、作業が終わるころには手がすべすべ!
酒粕に仕込んだ日付を書きました(^_^)
レシピでよく見かける「ラップでフタ」はしません。代わりに木綿の晒にアルコールを染み込ませ、木蓋を乗せます。
最近出番がなかった実家の漬物石をもらってきました。このまま容器に蓋をし、寝かせます。天地返しは不要です。
半年後…9月13日に開けました!たまり醤油が上がってきています。今年も猛暑でしたが、容器の内側にカビが全く無し!
ニコちゃんマークもちゃんと残ってる~(^_^)
部屋中に醸された香りがいっぱいだだよっています!美味しいお味噌5.5kg、たまり醤油60ccできました。
数年前から酒粕でフタをするようになって、お味噌が全くカビなくなったけど、容器の内側は仕込み時にしっかりアルコールで拭いてても、多少フワフワしたものが見えました。しかし今年は全くゼロ!
木も殺菌効果あるし、酒粕+すべて自然素材のものを使ったからかもしれません。
今年の大豆は梅雨が早く終わりすぎたので、6月末の雨が降る直前に種を植えました。自分で採った種で撒く初めての大豆、作付面積も増やしました。
教室で仕込む大豆を全部作られるようになるのが目標です!
マルシェやレッスン、ランチなどで、お出ししますので、和泉市産自然農法のお味噌、機会があれば、是非味わってくださいね♪
レッスン最新情報
◆パン教室
◎10月:かぼちゃツイスト
自家菜園で採れた無農薬かぼちゃの自家製あんと、生地には黒ゴマなど、自然の色をそのまま生かしたパンです。ハロウィン気分を楽しみましょう!
10/18(月)・25(月)・28(金)
※国産小麦粉使用
◆発酵料理教室
◎発酵食入門クラス
1ヶ月で普段の料理に生かせる、基本の発酵調味料・発酵を活かした基本の調理法が学べる、いなほ醸し人インストラクターⓇによるレッスンです。自家菜園の自然農法や無農薬・旬の野菜使用。美容や健康、アレルギー症状で食べ物に 意識している方におススメ!
※1講座から申込み可
甘糀・塩糀 10/11(月) 10:00~14:00頃
いなか糀:ぬか床 10/26(火) 10:00~14:00頃
◆ご予約・お問合せ
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初めまして。
小柳と申します。
味噌の表面にラップを使わない方法を探してこちらのブログに辿り着きました。
酒粕で蓋。
是非やってみます。
そこでなのですが、蓋に使用した酒粕は、最終的には味噌に混ぜ込むのでしょうか。
もしお返事頂けたら幸いです。
コメントありがとうございます。
酒粕はとりのぞいて(多少味噌は付きます)、他の料理やお味噌汁などに使っています。お味噌作りレッスンでは酒粕が苦手だったり、お料理にあまり使ったりしたことがない方には経木(きょうぎ)を使って頂いています。
https://www.instagram.com/p/Co50OBuS530/
(5枚目の写真をご参照ください)